- 9月2日
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4周年に添えて

本日9月2日、AFRICL（アフリクル）は開業から4周年を迎えました

今日は、特にこの1年を振り返る写真とともに、開業から4年経った今の想いを、今の自分の言葉で綴ろうと思いますコロナ禍まっただなか

当時会社で担当していた仕事も、プライベートも

ばったばただった頃

やっぱり私はAFRICLをやらずには

人生を終われない

そしてきっと始めるなら今だ！

と根拠のない決意をして

海外とのビジネスの経験も

ベナンへの長期滞在の経験も

アパレルの知識も、経営や企業の知識も

何にも無い中で、ぴよぴよと右往左往しながら

準備を始めたあの頃から、早4年

大学だったら、学位を取れてしまう年月が経ったことに驚きです

あの時、描いた道筋の十分の一も

計画通りに行った事なんて無くて

悔しいこと、悲しいことも

それはもちろんあったけれど

掲載する写真を選びながら

しあわせな時間、大切なお客さまや仲間たちの笑顔に触れ

本当にしあわせな経験を積み重ねて

歩み続けてこられたなあ、と改めて幸せな気持ちにさせていただきました後述の通り、作り手と使い手の笑顔がその人生におけるたった1秒でも増えるきっかけになれたらいいな、と願っているブランドですがいつも、こうした振返りをする度に AFRICLが、私が一番笑顔にしていただいている気がしています

昨年、初めて出産をし

初めての子育てをしながら

2024年3月、AFRICLのお店 carrefour（カルフール）世界の伝統布専門店もOPENすることが出来ました

お店では、AFRICLだけではお届け出来ない

ベナン以外の"途上国"と呼ばれる国々の美しい伝統布を用いたお品達のセレクト事業も始めることができて…

AFRICLだけでは、届けられないお客さまに

世界の様々な伝統布との出逢いをお届け出来るようになりましたアフリカベナンのバティックを使ったお服作りは決して、それだけがやりたかったのではなく

たくさんの"途上国"の美しい伝統布、見事な手仕事を日本で届けるために、AFRICLが出来る最初のアプローチだったので様々な国の美しい伝統布を私自身も触れることができ、それらについて学びお客さまにお伝え、お届け出来ることが出来て登りたかったステップを、やっと一段登れたような気持ちです

そして、今年は念願だったAFRICLのベビーやキッズにお楽しみいただけるお品もリリースすることが出来ましたオーダーで承ったお品を纏ってお店にやってきてくれたちびっこちゃんたちの姿ワークショップに参加してくれた皆さまの夢中になっている横顔や完成した時の誇らしげな顔本当にきらきらとした瞬間にたくさんたくさん立ち会わせていただいて…

ああ、しあわせだなあ

InstagramやFacebookでは毎月2日に

AFRICLのコンセプトや大切にしているPhilosophyもお伝えしているのですが

今日は、AFRICLやcarrefourの想い、願いを今の自分の言葉で想いを綴れたらと思います

アパレルブランドであるAFRICLと AFRICLが運営する世界の伝統布専門店 carrefourｆは

世界のどこに生まれた人の人生も

1秒でも笑顔の瞬間を増えたらいいな、と願っています

使い手の皆さんには

自分自身の「すき」に囲まれ

その「すき」なものたちが永くに寄り添い続けてくれる暮らしをお届けすることで

肩肘張らない自然な笑顔が

暮らしの中で、ときめくとっておきに触れる度に生まれたら嬉しいな、と思っています

そして作り手の皆さんには

自分の手が作り出したものが

永く永く愛され続けている、という賛美を送ることで

その技と文化に誇りを

少しずつ衰退が進んでいる現地の伝統文化の使い手に少なくとも私たちがなることで

暮らしに根差した文化に支えられた暮らす人たちのアイデンティティが揺らぐことなく

すこやかに笑い続けられる環境を

そして、よく知らないどこか…だった場所が、

とっておきのお品の産地に

自分たちの文化を愛してくれる人たちがいる場所に

なることで

海の向こうのはるかな国や地域の人々の暮らしにほんのちょこっとの当事者意識や愛情を抱くきっかけに

なれたらいいなあ、と願って

なれると信じて 5年目（5年目ですって！会社だったらもう若手って言えなくなってくる頃ですね笑）も歩んでいきたいと思います

📷

お店の開店準備お客さまとみんなで壁を塗り塗りした日（当時は大きいと思っていたこぐまのベビーカーから覗く身体の小さいこと。小さなお客さまが一生懸命こぐまと遊んでくれて頼もしかった…）ちょうど1年前、最後の東京でのPOPUPでの風景に

carrefourのopenを彩ってくださったアフリクルのお茶でもお世話になっている松澤園さんのお茶会毎月のcarrefourの風景 carrefourで生まれる笑顔があることが本当にしあわせ（最後の1枚は、カメラマンこぐま。時々一緒に出勤してくるこぐまに、出展者の皆さまもお客さまもそれはそれはあたたかく接してくださって、open dayは一緒にお店に行きたがるようになっています。一緒に息子を育ててくださって、感謝。）