こんにちは。
AFRICL(アフリクル)を運営しています、沖田紘子(おきたひろこ)と申します。
AFRICLは、たくさんの方に支えていただき、2022年9月2日に2周年を迎えます。
誠にありがとうございます。
その9月2日、21:00より
AFRICLのアイコンでもあるベナンのバティック(ろうけつ染)と日本の伝統工芸の融合をテーマとしたlimited line「逢- Ai -」をリリースさせていただきます。
毎年、周年を迎える9月2日から、期間限定という形で、異なる土地で紡がれてきた伝統工芸が、ひとつのモノに同居するお品を、お楽しみいただけたらと考えております。 初めての挑戦となる、今年2022年は「重彩染」「漆芸」「京表具」三つの伝統工芸との融合が実現しました。 "世界のどの地にも、そこで暮らし紡がれてきた人々の物語の数だけ伝統工芸がある" ということに想いを馳せる、という時間を過ごしていただけたら、と生まれたlimited line「逢- Ai -」 それぞれの伝統の見事さが映える 美しいものが生まれましたので、お楽しみいただけましたら幸いです。
目次
limited line 逢 - Ai - 概要
遠く離れた場所で
脈々と紡がれてきた「文化」との出逢い
【開催期間】
2022年9月2日㈮ 21:00~10月16日㈰ 23:59
【limited line お品一覧】 <漆芸 × バティック>
アクセサリー
アート・インテリア
<重彩染 × バティック>
お服
<京表具 × バティック>
アート
【販売場所】 AFRICL オンラインストア または エシカル・オンラインマーケット「tells market」
【逢- Ai - 販売期間中の催事】
逢のお品に逢えるイベント 参照
Limited line「逢- Ai -」の全てのお品をみる
逢のお品 【漆芸 × バティック】アクセサリー・アート
箔押し 花弁ピアス・イヤリング(全4種)
西アフリカ ベナンの伝統生地バティック(ろうけつ染)の大胆な柄に、金箔を重ねた生地が花弁のように揺れるアメリカンピアス。(イヤリングも選択可能)
生地の裏は漆塗りになっており、2枚の花弁が動くたびに、ちらりとのぞく朱漆の鮮やかな彩りが美しい一点です。 箔押し花弁ピアス・イヤリング お品頁
(写真:左 箔押し花弁ピアス 青竹001、 右 箔押し花弁ピアス 蒲色- 縞 -)
螺鈿 カルトナージュ ピアス・イヤリング(全4種)
バティックに螺鈿と側面にさりげなく金をほどこした贅沢な一点。
菱形の部分を構成するのは、フランスの伝統工芸”カルトナージュ”の技法。そしてタッセルのように揺れるのは、正絹の京組紐と、日本、ベナン、フランスの伝統工芸が耳元で楽しめます。
京組紐はキャッチに付属しているため、カルトナージュ部分のみとタッセル付きの2Wayでご使用いただけます。
(写真:左 螺鈿カルトナージュピアス 瑠璃001、 右 螺鈿カルトナージュピアス 梔子001)
箔押しブックカバー(全4種)
バティックに金箔を重ねてお作りした文庫サイズのブックカバー。裏面は鮮やかな朱漆が彩ります。 布のブックカバーよりもハリがあり、鞄の中でもブックカバーがヨレないのも嬉しい一枚。 同じ生地でアートクロスもお作りしております。ブックカバーとお揃いの栞としてもお楽しみください。
(写真:左 箔押しブックカバー 赤銅- 誇 -、 右 箔押しブックカバー 墨001)
箔押しアートクロス 大・小(各 全6種)
バティックの大胆な柄に金箔を重ね、裏面は赤漆で仕上げた生地を用いてアートやインテリア、栞としても使いやすいサイズに仕上げました。
くるりと返すと鮮やかな赤も楽しめます。
AFRICLらしい使途の余白をもたせたお品です。
(写真:左 箔押しアートクロス(大)二重緑001、 右 箔押しアートクロス(小)墨001)
漆芸を施してくださったのは、1921年の創業から100年にわたってさまざまな分野で使用される漆の精製・販売を続ける漆のスペシャリスト株式会社 佐藤喜代松商店。
株式会社 佐藤喜代松商店
京都の地で伝統産業にかかせない大切な材料である漆の販売を手がける。 「伝統と革新」をテーマに、長い歳月を磨き上げられた漆の技術や文化を現代に生かすことと、これまでになかった漆の新しい可能性を模索する科学的なアプローチの融合を強みに様々な挑戦を続ける。
逢のお品 【重彩染 × バティック】お服
重彩染 お服(全3種)
AFRICLのアイコンでもある、バティック(ろうけつ染)を贅沢に用いたお服たち。
革新的な表現で世界各地のデザイナーたちを魅了している染色家 アートユニの西田清の手で、手染めのバティックが持つ色柄を活かしながら、色を重ねる重彩染をほどこした。
普段のAFRICLのトーンとは異なる、手染めに手染めを重ねる、落ち着いたトーンながら静かな迫力を放つ一着が生まれた。
お服の種類は全3種。詳細は下記URLから。 ・重彩染 ずっとずっとのロングシャツ ・重彩染 はんぶんこのシャツ
(写真:左 重彩染 はんぶんこのシャツと重彩染 まいにちのスカート、 右 重彩染 ずっとずっとのロングシャツ)
重彩染を担当いただいたのは、常識にとらわれないクリエイティブなアイデアで、数々の染色技法を開発、職人歴半世紀にして現在も新たな染色技法の開発を続ける染色家 西田清さん。
アート・ユニ(代表 西田清)
1975年、創業。千年のみやこで紡がれてきた京友禅の技法を駆使し、アパレル・インテリアに用いる布地を染色している。事業のメインはコレクションブランド作品の制作。完全手作業により生まれる革新的な表現が、目の肥えたデザイナーたちを魅了している。
逢のお品 【京表具 × バティック】アート
表具アートパネル(全10作)
日本の伝統工芸の一つ京表具。様々な決まり事の中で伝統美を受け継いできた「貼る」技術を詰め込んで、美しい生地を用いたアートパネルが誕生しました。
コレクションテーマ「逢ー Ai ー」にちなみ、西アフリカ ベナンのバティック(ろうけつ染)と、日本の産地で生まれた織生地や、京表具の代表的な素材である和紙や唐紙を織り交ぜて、作品を構成しています。作品は全て1点物。 様々な時間や場所をイメージした「地平線」シリーズや、季節の風景を描いた「四季」といった一連のシリーズも。
伝統工芸 京表具の技と、各地で生まれた素材の物語に想いを馳せる時間をご自宅でお楽しみください。
(写真:左 表具アートパネル「四季- 秋 -」、 右 表具アートパネル「地平線」)
表具アートパネルの制作を担当したのは、京表具の展示会「表美展」にて数多くの受賞を重ねる中、京表具の新たな形として、表具アートブランド coller を立ち上げた、表具師 小野澤光紀。
表具アート coller-コレ-(代表 小野澤光紀)
裏千家出入職方し、静好堂中島にて表具師として22年間修行を重ねた小野澤が、独立後、京表具の新たな形として立ち上げた表具アートブランド。
京表具の世界で、様々な決まり事の中で受け継がれてきた伝統美を活かし、「貼る」スペシャリスト表具師の「技」の全てを詰め込んだ自由なアートの世界を描く。 Limited line「逢- Ai -」の全てのお品をみる
逢のお品に逢えるイベント
会場:TRUNK (HOTEL) / オンライン
日程:2022年9月9日(金)9:30~21:00
入場:無料
■ 京都
会場:ギャラリー八角
日程:2022年9月10日㈯ ~ 9月12日㈪
10:00~19:00
※初日9月10日は12:00開始
※最終日9月12日は17:00終了
■ 鎌倉
日程:2022年9月14日㈬~9月25日㈪
11:00~17:00 ※月曜日・火曜日は定休日
入場:無料 代表沖田在店予定: 9月17日㈯、9月23日㈮祝
■ 東京・池袋 「Ethical fall」
会場:西武池袋本店 本館4F News 〒171-8569 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
日程:2022年9月21日㈬~10月4日㈪
10:00~21:00
※ 最終日のみ20:00終了
入場:無料
代表沖田在店予定: 9月22日㈭ 14:30~18:00
9月24日㈯ 14:00~
9月26日㈪ 17:00~
9月27日㈫ 13:30~17:30
10月2日㈰ ~15:00
10月3日㈪ 18:00~
10月4日㈫ 10:00~14:00 18:00~20:00
■ 東京・武蔵小山
会場:AFRICL Atelier 日程:上記イベント開催日以外
入場:無料
※ アトリエでは、ゆっくりとご覧いただくため、完全事前予約制でご利用を承っております。
・1枠1組限定
・ご利用日の2日前までの要予約制
・こちらのアトリエ紹介をご確認の上、ご予約ください
https://www.africl.com/post/africlatelier
limited line 逢 - Ai -に寄せて
実は、limited lineはAFRICLが1st collectionを発売した2021年6月より、前から企画・準備を行ってきました
私たちは、伝統文化とは、意識の有無はあれど、私たちのアイデンティティを支えているものであり、その文化が失われるとき、私たちの精神的な支柱も失われうるものだと考えています
"凛と生きる すべての人に笑顔のきっかけを" というコンセプトをかかげ「笑顔」を大切なキーワードとするAFRICLにとって、日本はもちろん、世界中のどの暮らしで受け継がれてきた文化も、美しく守り繋ぎたいものです
ものづくり を行うブランドとして、私たちは「伝統工芸」を、日本も含め世界中の伝統工芸が、今の暮らしに心地好くなじみ、その先の未来にも自ずと受け継がれるものであってほしい、と願っています 2021年3月、京都でたくさんの伝統工芸に携わる方々とお逢いする機会がありました 海を越えたはるか先ベナンのバティック(ろうけつ染)を持った私に、「面白いね」「何か一緒に出来ないかな」と声をかけてくださった本当にたくさんの職人さんたち そこから、limited lineの企画が始まりました
そして、もう一つ AFRICLの1st collectionのリリースから、これまでたくさんの方にAFRICLのお話をさせていただき、たくさんの方からお声をいただく中で、強まった想いがありました
AFRICLでは、現在 西アフリカ ベナン共和国 という国で、職人さんが染めてくださったバティック(ろうけつ染)をメインに伝統的な手仕事を用いたお品をお届けしています
ベナンの職人さんとの関係性が対等で、彼らとの取引がフェアであること、は当たり前 確かにAFRICLが注文を行うことで、お金が彼らに入り、仕事が安定するといった側面はあります ですが、AFRICLは彼らの「支援」を目的としてはいません ただ、AFRICLの代表である私、沖田が、訪れたベナンで、そのバティックの美しさに心奪われ、この美しい生地を日本でも永く纏いたい、届けたいと思った、ただそれだけです 私は日本の手仕事も大好きです 窯元でお迎えした器や、印伝の革細工、藍染めのお洋服やキッチンウェア、日本も含め世界各地の伝統工芸を用いた、たくさんの愛おしいものたちに埋もれるように暮らしています そんな私が、存在しないなら、自分でつくろう!と思い至ったのが、たまたま、ベナンという場所のバティックを用いた、日本人のからだや暮らしに心地好いつくりのお服だったのです その結果として、日本でAFRICLのお品をお迎えくださるみなさまが、笑顔になってくださったり ベナンの美しい伝統生地が、これから経済的にも発展し続けるであろうベナンの未来にも、しっかりと受け継がれる一助となれたらいいな、と思っています アジアの中に、日本はもちろん、インドや中国などたくさんの国があり、そのそれぞれが異なる文化を持ち、美しい伝統工芸の歴史を受け継いでいるように アフリカ、という場所にも、たくさんの国・民族があり、そのそれぞれが異なり、そのそれぞれがその地で紡いできた歴史や文化を持っている、当たり前のようでなかなか想像しづらいことなのかもしれません
limited line「逢 - Ai -」の期間中、
日本の伝統工芸、というすっと受け取りやすい媒介を通じて
"世界で紡がれてきた人々の暮らしの数だけ、その暮らしの中で受け継がれてきた美しい文化がある"ということを
あれ、いつのまに?となるくらい、さりげなく、軽やかに、そして具体的に、感じて楽しんでいただけたら嬉しいです
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AFRICLについて
AFRICLは、美しい伝統文化を纏うこと と 今の暮らしに心地好いことの鼎立を目指してものづくりを行う、大人の方々のためのブランドです
海の向こうの見事な手仕事を、日本の暮らしに心地好く、取入れられたら そしてそんなときめきの一点と、永く寄り添って生きていけたら その暮らしはとってもしあわせなんじゃないか? 海の向こうへ渡った自分の手仕事を、遠くで愛してくれる人がいる そして永く愛し続けてくれている、そんな便りが届いたら 文化の担い手にとって、最高の賛美になるんじゃないか? そんな仮説をもって、日本で暮らす使い手と海の向こうの担い手と、どっちも笑顔が増えたら良いな、と願って、今日もとっておきの一点をつくります。
Our Concept 凛と生きる すべての人に笑顔のきっかけを
AFRICLは、ものづくりを通じて笑顔がふえること、を目指すブランドです。 せわしない日々を生きる中で上手く笑えない日もきっとある、それでいい そんな時ももしきっかけがあったら笑顔になれるなら ふと見上げた空が綺麗、とか 友達と食べたご飯がおいしかった、とか 大切な人とのハグがあたたかかった、とか そんな笑顔のきっかけの仲間であれたら、と願います。
Our Philosophy
1、すこやかであること
2、とっておかない とっておき
3、一生モノのものづくり
4、からだがよろこぶ心地好さ
Our vision
伝統文化による 海を超えた豊かさの循環
遠くの国の誰かが染めたあたたかい手仕事 心に響く、誰かのもとへ その一点が、ずーっと貴方を笑顔にできる その笑顔が、海の向こうの誰かの笑顔になる
【Limited line「逢- Ai -」】
遠く離れた場所で
脈々と紡がれてきた「文化」の出逢い
2022年9月2日㈮ 21:00
~10月16日㈰ 23:59
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
どうか、異なる地で受け継がれてきた伝統文化との出逢いを、お楽しみいただけますように。
AFRICL 沖田紘子
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